犬は肉食動物だ!-生物学的に適切な犬の食事
最終更新 2009年 12月 03日(木曜日) 17:27 作者: Administrator 2009年 11月 30日(月曜日) 14:52
犬の祖先であるオオカミのように、犬は肉食動物に属しますが、オオカミは純粋な肉食ではありません。獲物以外は果物、ハーブ、ベリー類、草、根、昆虫や草食動物の糞も食べます。しかし主に食べるのが大型動物です。獲物は骨や皮、胃腸の一部など全て食べるといっていいでしょう。
残さず食べることで、タンパク質、脂肪、ミネラル、ビタミン、酵素やバラスト成分など生命に必要な全ての栄養素を得るのです。
犬は肉食動物の歯を持っています。獲物を捕らえ、肉や骨を噛み砕くことができるのです。
草食動物と異なり、犬には唾液中に消化酵素がなく、また唾液を作り出すのも比較的少ないです。犬の唾液はとてもねばねばしますが、これは肉の塊を食べる際の円滑剤の役割を果たします。
犬の胃もまた草食動物に比べたらとても大きく、馬の8倍もあるとか。胃酸には人間の10倍もの塩酸含まれ、PH値は1以下(人間は4から5)。消化液の分泌は犬の場合、信号刺激である肉によって行われるのです。
また、草食動物に比べ犬の腸はとても短いです。肉や骨を完全に消化するのに犬の場合、最大で24時間です。草食動物であれば4-5日かかります。
このような全ての要因から、犬は肉食であり、穀物が大半を占める食事というのは基本的に間違いなのです。
ドライフードに含まれる高い穀物の割合が、犬が抱える幾つかの問題の原因になります。信号刺激である肉が欠けるために、胃液が十分に分泌されず、結果的にバクテリアが死なず、下痢、胃の捻転や寄生虫症などを発症してしまいます。ドライフードというものには酵素がほとんどなく、また、犬は大量の植物性食品を消化するように体が出来ていないので、穀物消化のための酵素分泌をするのにすい臓が酷使されてしまいます。
動物性タンパク質が調理されると、アミノ酸構造が変化し、ほとんどが犬に不必要なものとなってしまいます。タンパク質は調理により消化が悪くなり、さらに、ミネラル分も多くが失われてしまいます。熱いお湯を加えても、ミネラルはもはや栄養素として活用できなくなるのです。犬は草食動物と異なりアミノ酸が必要なのです。アミノ酸は生肉に含まれています。このアミノ酸なしでは、犬は健康な組織や免疫システムを作れないのです。
ドッグフードに含まれている脂肪は、エトキシキン、BHA(ブチルヒドロキシアニソール)やBHT(ジブチルヒドロキシトルエン)などの酸化防止剤によって長持ちします。このような保存料は白血球の形成を妨げ、免疫システムを弱め、グルコースの摂取をブロックし、発癌性が認められ一般の食品には使用できません。オメガ3脂肪酸は長期保存が出来ないため、ドライフードに含まれることは稀です。
つまり、加熱調理された食品というのは完全に死んでしまっているのです。ビタミン、ミネラル、酵素やアミノ酸は破壊され、利用できない状態になっています。これらはドッグフードに添加されていますが、化学的に製造された安い調合品であることが多く、必要な栄養素を得るのは難しいのです。
運が良ければ、愛犬は見た目健康でしょう。しかし、何らかの疾患は十分に起こりえます。酵素、アミノ酸、抗酸化剤や必須脂肪酸の欠如による免疫システムの低下。正常に機能しない酷使されたすい臓。歯科衛生の欠如により、免疫システムを低下させる歯石や慢性的な口腔内炎症の発症etc…。最近の実験で、歯石とその結果起きる歯肉炎は犬の免疫低下の原因だということが分かっています。
そうこうするうちに、こういったドッグフードを与えてきた結果発症した疾患を治療するという様々なダイエットフードが出てきています。この皮肉、あなたは笑うことができますか?
犬は肉食動物だ!


